- Interview 07
- プラント設計
お客様への誠意を、
設計という形に
- K.Y
- プロジェクト統括部
プラント設計課
2017年入社
就職活動では、設計からメンテナンスまで一貫して携わりたいと考えていたところ、岩井機械工業と出会う。強みである飲料プラントメーカー業界1位としての知識や技術の豊富さに惹かれ、ここでなら自分のやりたいことができそうだと感じ、入社を決意した。
毎日使われるものだから、
真心こめた設計を
現在はプラント設計課にて、主にユニット設計を担当しています。プラントの仕様を設計したフローシートという図面をもとに、さまざまな機器を詰め込む「ユニット(装置)」を製作するための詳細設計を行っています。具体的には、バルブ等の単体機器や機械設計課で設計された熱交換器、タンクなどの配置・構成を二次元で表示されたフローシートから読み取ったあと、それらをCADで三次元に展開し、配管で繋いでいきます。そして、それをもとにユニットを製作するための図面を完成させ、実際に製造を行っている製造課へと受け渡しています。お客様の工場に配置するユニットは、工場で使用する方々の作業空間を確保するためになるべくコンパクトにしなければなりません。そのために創出したアイデアによって、ユニットがピタリと限られた空間にはまった時は、とてもやりがいを感じます。加えて、ユニットはお客様が毎日使われる機器ですので、使いやすさを心がけています。そうした設計についてお客様からお褒めの言葉をいただけた時は、何よりも嬉しいですね。
どんな状況でも、
お客様の想いを忘れずに
仕事をする中で大切なのは、お客様の想いに寄り添いながら最適な設計をご提案することです。以前、お客様との打ち合わせの中で、設計したユニットについて、その意図をご説明する機会があったんですね。お客様のご要望を実現している点はもちろんですが、その上でさらによい設計を目指している自分の意図や考えをわかりやすく伝えなければなりませんでした。この経験から感じたのは、ただ知識をもっているだけではいけないということです。その知識を誰にでもわかるように説明したり、細やかな気配りを行うといったコミュニケーション能力、さらには、打ち合わせの場におけるとっさの判断力や発想力が、何よりも重要であることが身に染みてわかりました。今後はそうしたことを意識しながら設計責任者を目指し、いずれは大きな工場のユニットを自分一人で完成へと導けるようなスペシャリストになりたいと考えています。
気兼ねなく相談できる、
温かな環境で
社会情勢が不安定な今、就活生のみなさんの中には、思うように就職活動が進んでいない方もいるのではないでしょうか。しかし、そうした状況下においても、自分のやりたい仕事のイメージをしっかりと持ち、軸を立てておくことは大事になってくると思いますので、そこは忘れないでほしいですね。また、活動を進める中でわからないことや知らないことがあれば、何でも気兼ねなく問い合わせしてください。岩井機械工業は、わからないことがあれば、すぐに周りの方に相談できる環境があるということを、自信をもってお伝えすることができます。ぜひ一緒に食品・飲料業界を盛り上げていきませんか。この業界の発展のために、ともにその一翼を担ってくださる方をお待ちしています。
